ユーザーの70%はWeb上のレビューを参考にする。ソーシャル・プルーフの活用方法
ソーシャル・プルーフは、いまのサイト運営にソーシャル・プルーフは欠かせないものとなっています。
Web上では、口コミや客観的データなどがこれに該当し、これらのソーシャル・プルーフを上手く活用することで商品やサイト自体の信頼度や魅力を高めることができ、コンバージョンを増加させることが可能になります。
via 8 Simple Ways To Use Social Proof for Higher Conversions
目次
ソーシャル・プルーフとは?
ソーシャル・プルーフ(Social Proof)とは、社会心理学の用語のひとつで「 あるものに対して賛同者が多くなるにつれて、そのあるものが信頼性を持つようになること 」を指します。
多くのユーザーは、ある商品を買う際にその口コミの評価を知りたくなりますし、口コミの評価が高かったりフェイスブックで多くシェアされているような商品であれば、きっと良い商品なんだろうと感じたりします。
SNSにおいては、ツイッターでRTされている数、フェイスブックでシェアされている数、口コミの評価などがソーシャル・プルーフといえます。
ちなみに、70%の人々はWeb上のレビューを信頼し、92%の人々は友人や家族のおすすめを信頼するそうです。
それでは、Webサイトの運営者がソーシャル・プルーフを活用するにはどういった方法があるかご紹介します。
1. カスタマー・レビュー
ユーザーが商品を購入したりサービスを利用する際、それが本当に良いものかどうかを検討するための材料としてユーザーのレビューを参考にします。
カスタマー・レビューはコンバージョンを増加させるために、とても有効な手段となります。
2. ソーシャルメディア
ソーシャルメディアで表示される数は、コンバージョンに影響を与えます。
例えば、Facebookのシェアの数が多い場合などは、多くの人から評価されている証明となり、商品やサービスなどの信頼度を高めます。
また、複数のソーシャルボタンを設置することで、それぞれのソーシャルメディアを利用しているユーザーがシェアする機会を増やすことができます。
ただ注意点として、シェアの数や「いいね」の数が少ない状態でサイトに表示した場合は、人気がないことを明確にしてしまいコンバージョンを下げる要因となる場合があります。
3. 検索結果での上位表示
検索結果で上位に表示されていることは、信頼性の面でプラスに働きます。
実際にはブラックハットなSEOによって上位に表示されているサイトもあるかもしれませんが、一般的には、上位表示されていることでユーザーは信頼性の高いサイトであると感じやすくなります。
4. 統計数値
サービスを導入した際にどのような効果があったのか、これらを数字で表すことは、コンバージョンアップにとても効果的です。
5. 有名な社名やロゴ
有名な会社がそのサービスを導入している場合、サイト内にそのロゴや社名を表示することはとても効果的です。
導入を検討している企業やユーザーに対して信頼性を高め安心感を与えます。
6. メディア
メディアに取り上げられることは、マーケティングツールとしてとても効果的です。
メディアで取り上げられた場合、そのメディアのロゴをサイトに設置し、さらに記事へのリンクを貼るとより効果的です。
まとめ
「70%の人々はWeb上のレビューを信頼する」というデータからも、多くのユーザーは他のユーザーの評価を参考にして購入の意思決定を行っていることが分かります。
ある商品をユーザーが購入するかどうか迷っている場合、ソーシャルメディアのシェア数が多い場合や口コミで良い評価が多い場合などは、通常、購入の意思決定を後押しするプラスの要因となります。
Webマーケティングやサイト運営においては、ソーシャル・プルーフを上手く活用できるかどうかがとても重要となります。