ファーストビューに動画を取り入れた素敵なサイト12選
5Gの到来で視聴環境が整うことから、より動画が取り入れやすくなり、以前より増して様々なところで動画が使用されるようになりました。
動画は文章や静止画に比べ、より多くの情報を受け取ることができるので動画を取り入れることによって企業の雰囲気やサービスのコンセプトを直観的に伝えることがでできます。
今回は動画をファーストビューに取り入れた素敵なWebサイトをご紹介します。
目次
リクルートサイト
人手不足のなか、より質の高い人材を得るためにはリクルートサイトも大切なツールのひとつになっています。
株式会社リクルートキャリアが公表している「就職白書2020」によると、就職活動中の学生が知りたいと思っている企業情報は「経営方針・事業戦略」「具体的な仕事内容」「社内の人間関係」など多岐にわたります。
そのため多くの情報を発信できる動画との相性はとても良いです。
OMRON(オムロン)
https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/recruit/
「想いが追い風になる」のワードが使っているように、社員一人ひとりの仕事への想いや熱意が伝わってくる動画になっています。
動画をクリックすると社内の雰囲気や「営業」「商品開発」など各部の先輩方の熱い話も聞けて見ごたえがあります。
Project8(プロジェクトエイト)
https://recruit.project8.co.jp/
メディア制作、ECサイト運営などを展開するプロジェクトエイトのリクルートサイト。
真剣さの中に楽しい!と感じさせる笑顔が魅力的なファーストビューです。
さわやかな動画はメインカラーのブルーともマッチしていると思います。
商品紹介
目を引きやすく印象に残りやすい動画の特徴は静止画に比べて商品の魅力や機能をユーザーにわかりやすく伝えることができるため、販売促進も期待できます。
Flower Vase(フラワーベース)
こちらは花器のサイト。お花屋さんからの声が形になった商品ということもあり、ファーストビューの動画で商品をしっかり見せています。
特に動画で気になったのが、「Leaf(リーフ)」という葉っぱの形の商品。こちらはなんとアレンジメントの水やりが楽にできる商品なのです!
動画だと分かりやすいですね!
また、一部のページ上部にもページの内容に合わせた動画が使われていて、分かりやすいサイトにまとまっています。
enzo TUBAMESANJO JAPAN
道具が日常の何気ない生活の中に溶け込んでいる動画。スーッとブランドの世界観が伝わってきます。
下層ページ「うまれる場所」に埋め込まれている2分18秒のブランドムービーでは、職人の技と企業同士の垣根を超えたものづくりで1つ1つの商品を丁寧に作っていることが分かります。
SPUR 特別サイト「CHANEL ピンクの軌跡」
https://spur.hpplus.jp/beauty/special/a01_chanel2007/
2020年秋冬の新色・新製品「女性らしさ」の中の二面性(無垢と経験)をピンクで表現したウィンター メークアップ コレクションの特別サイト。
思わず魅了される動画に手が止まりました。
また、シャネル×SPUR.JPのコラボによるHOW TO メイクアップムービーも紹介されていてトライしてみたいと思わせます。
コーポレートサイト・学校など
企業や学校、施設などの「理念」や「雰囲気」などを伝えるのにも動画は有効的です。
株式会社タグチ工業
2018年度グッドデザイン賞ベスト100に選出された「ガジラ」シリーズを動画でカッコよく表現しています。スライダーに動画と静止画を使っています。
また、サイト内にもたくさんの製品動画を取り入れて機能をわかりやすく伝えています。
株式会社若林佛具製作所
https://www.wakabayashi.co.jp/
塗師(ぬし)、箔押師(はくおしし)、錺師(かざりし)、蒔絵師(まきえし)など普段は見ることのできない高い技術をもつ職人の繊細な手仕事のファーストビューは天保元年創業の老舗の威厳を感じさせます。
シーシーアイ株式会社
春夏秋冬を思わせる4つの景色が「日常の生活」を直線の道路が「安定感と快適さ」を感じさせる動画は「人々の安全と快適な生活のために」をうまく表現しているように思います。
Pilot’s(株式会社パイロッツ)
モダンでシャープな空間や緑豊かな洋館などアーティスティックな空間はすべて株式会社パイロッツが用意している撮影スタジオ。
洗練されたサイトからクオリティの高さがうかがえます。
ひとともり
建築物の企画・設計や宿泊など生活をデザインする「ひとともり一級建築士事務所」です。ファーストビューの動画は豊かな空間を体験できる宿「一灯(ひとともり)」の映像。
中央に配置された細い線のテキストがせせらぎの水の流れやそよ風に揺れ動く影とマッチしていて情緒を一層際立たせているように感じました。
東京有明医療大学
https://www.tau.ac.jp/opencampus/
授業やキャンパスの雰囲気や学生の笑顔、やる気が伝わってくるファーストビューです。
「わたしだから、できること。」が見つかりそうな希望であふれた映像です。
真言律宗 海龍王寺
動画は情緒を感じさせる雰囲気にまとまっています。
サイト内には「館内風景」や「平城宮の祈り」などの動画集があり、なかなか訪れることのできない方にも「海龍王寺」を味わえる構成になっています。
まとめ
動画はより多くの情報を伝えることができる、商品やサービスの使い方や使用感、雰囲気を伝えやすい、サイトの滞在時間を上げる効果がある等いろいろなメリットがある反面、画像や文章に比べると費用や労力がかかります。
そのため、動画制作で何を伝えたいかやどのような効果を狙いたいかなど目的をしっかりと明確にした上で動画を効果的に活用してください。