売上アップに欠かせない「商品ページ」のポイント【ネットショップ】
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マーケティング

ネット通販の市場規模は年々拡大し、競合サイトも増え続けています。
そのため、いまではオンラインショップを開設しただけで商品が簡単に売れるということはなく、コンバージョン率最適化のノウハウが重要になっています。
※以下では、「CTA」という言葉を使っていますが、CTAは簡単に言うと「成果につながるボタンやリンク」のことです。
1. CTAの近くに購入を後押しする情報を入れる
ECサイトの場合、通常は「カートに入れる」ボタンがCTAとなります。
そのため、このCTAのクリック率を高めることが売上アップに直結します。
ユーザーは商品を購入する際、本当に買うかどうか慎重に検討してから「カートに入れる」ボタンをクリックします。
その時、ユーザーの視線はCTAとその周辺に集中していることが予想されます。
そのため、ユーザーが商品を購入するかどうか迷っている際に、購入の後押しをしてくれるような情報が視線の中にあることは、とても重要な要素となります。
実例
日用品などを販売するアメリカのネットショップ「Taylor Gifts」では、「カートに入れる」ボタンの近くに「口コミの評価(★マーク)」や「割引情報」を配置することによって、CTAのクリック率を10%増加させることに成功しています。
他のユーザーの口コミ評価や割引価格の表示は、ユーザーの購入を後押しする情報となりますので、CTAの近くに配置することが効果的なようです。
ちなみに、単に必要な情報を載せるだけでは十分な効果は表れません。
分かりやすく配置することがとても重要です。
参考:https://vwo.com/success-stories/trinity-insights/
2. 商品の360°ビューを使用する

商品の画像が少ない場合、ユーザーは限られた情報しか得ることができません。
360°チェックできる画像であれば、全ての向きから商品を確認することができます。
これは、ユーザーにより多くの情報を伝えるとともに、ユーザーの安心感にも繋がります。
実例
ゴルフ用品を販売するアメリカのECサイト「golfsmith.com」では、各商品ページに360°回転する写真を用意したところ、コンバージョン率(購入率)が10%~40%増加しました。
3. 画像は大きく表示する。ズーム機能もあるとGood
商品の画像は、文章だけでは伝わらない魅力や情報をユーザーにしっかり届けてくれます。
そのため、商品ページには大きいサイズの画像が必要です。 できれば、ズーム機能が理想です。
商品をじっくりチェックすることができるズーム機能はユーザーの満足度を高めます。
スマートフォンの場合は、ピンチアウトの操作に対応していることが大切です。
パソコンの場合は、クリックやマウスを乗せると拡大表示するような仕組みが必要です。
4. 希少性を表示し、購入意欲を高める

在庫が残り僅かな商品などは、「残り〇点」など残りの数を明記することによって、ユーザーに希少性をアピールでき購入意欲を高めることができます。
また、例えば「送料無料キャンペーン 残り2時間」といったものもユーザーの購入意欲を高めます。
5. 動画を活用する
動画の活用は、これからのECサイトに必要不可欠です。
ECサイトの商品ページに動画を設置してコンバージョンが増加したというデータを数多く目にするようになりました。
靴などを販売するアメリカのECサイト「Zappos」では、各商品ページにデモビデオを設置することで、売上が6%~30%増加しました。
参考:https://vwo.com/success-stories/ript-apparel/
6. 認識しやすい・クリックしたくなるCTA
各商品ページの「カートに入れる」などのCTAは、認識しやすく、かつ、ユーザーがクリックしたくなるようなボタンにする必要があります。
例えば、アメリカでTシャツを販売している「RIPT Apparel」というネットショップでは、「カートに入れる」ボタンを目立つように分かりやすく表示することで、売上を増加させることに成功しました。
ちなみに、このボタンの表示を変更する際、さらに訴求効果を高めるため「24時間限定」という文字も挿入されました。
これらの施策の結果、このネットショップでは、売上を6.3%も増加させることに成功しました。
参考:https://vwo.com/success-stories/ript-apparel/
7. カスタマーレビューを掲載する
ユーザーは、口コミの点数(5点満点中の何点か)だけでなく、購入者の声(カスタマーレビュー)も重視します。
ECサイトを利用するユーザーの61%が、商品を購入する際にカスタマーレビューを閲覧していると言われています。
また、63%のユーザーが、カスタマーレビューのあるECサイトからの購入を希望しているとのことです。
8.ライブチャットによるカスタマーサポート

日本でも最近は増えていますが、カスタマーサポートのひとつとしてライブチャットも効果的です。
ライブチャットとは、サイトの右下などに表示されるチャットのことです。
実際に、ECサイト内のライブチャットの利用者は増えていて、アメリカでの調査でもライブチャットの利用経験者は年々増加していることが分かっています。
9. ページの表示速度を向上させる
ページの表示速度が遅い場合にはすぐに対処しましょう。
一般的に、ユーザーがページの表示に待てる時間は2秒までといわれています。
また、ページの表示に3秒以上かかると、およそ半分のユーザーがそのページを見ずに去ってしまいます。
10. 実際に使用してみた感想も掲載する

お店のスタッフが実際に使用したり着用してみた感想を載せることは、とても効果的です。
無機質な商品説明だけでは、十分に商品の魅力を伝えることはできません。
例えば、アパレル関係のECサイトでは、服を着用しているモデルの身長などを掲載するだけでなく、そのモデルが実際に着用して感じた着心地などの感想を載せることで、ユーザーにより多くの情報と魅力を伝えることができます。
まとめ
Eコマースの市場は、年々拡大しています。
競争が激しさを増すEコマースでは、素晴らしい商品を販売するというだけでなく、ユーザーが快適に安心して利用できるサイトづくりも、ますます重要になっていきますね。
この記事を書いた人
田中 寛昭
Design / Marketing
アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドでホテルマンとして働いた経験があり、当時はフランス・イタリア・スイス・ドイツ・アフリカ・モロッコ・メキシコの人達とルームシェアをして暮らしていました。
20代半ばからは、M&Aに伴うデューデリジェンスや国立大学・国立病院の独立行政法人化、地価動向の調査・分析など、官公庁や自治体、裁判所、上場企業、金融機関等の様々な案件を経験。その後、Webサイトの運営や制作を手掛けるようになり起業しました。
