企業が投稿する記事の方向性。オウンドメディアとブログの違い
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マーケティング

企業のサイト(コーポレートサイト)で何かしらブログやお知らせを投稿されている企業は多いと思います。
ただ、ブログでどんな情報を取り扱うかは企業によって様々で、上手くいっているケースとそうでないケースに分かれているように感じます。
そこで、コーポレートサイトのブログの方向性として、どのような内容がよいかご案内します。
オウンドメディア?それともブログ?
まず最初に、企業が発信するメディアも大きく分けると「オウンドメディア」と「ブログ」に分けることができます。
線引きは少し曖昧ですが、オウンドメディアとブログには以下のような違いがあります。
目的・目標
オウンドメディア
オウンドメディアは、企業や組織が自らのブランドや製品をプロモーションし、顧客との関係を深めるために運営するメディアです。
オウンドメディアは、ブランドの価値を高め、長期的な顧客エンゲージメントを目指しています。
内容はしばしば専門的で、ブランドの専門知識や業界の洞察を提供することが多いです。
オウンドメディアの主な目標は、ブランド認知度の向上、顧客エンゲージメントの強化、そして最終的には製品やサービスへの関心の喚起です。これには、SEO(検索エンジン最適化)、コンテンツマーケティング、ソーシャルメディア戦略などが含まれます。
ブログ
個人または小規模なグループが、興味や情熱に基づいて運営するウェブサイトです。
ブログは個人の見解や経験を共有することが多く、商業的な目的よりも個人的な表現や情報共有が主な目的です。
ブログの目標は、個人的な興味や情熱を共有し、読者とのコミュニケーションを図ることです。商業的な目的を持つブログもありますが、その場合でもより個人的なアプローチが一般的です。
コンテンツ
オウンドメディア
オウンドメディアは、しばしば業界のトレンド、製品情報、カスタマーケーススタディなど、そのブランドに関連する専門的なコンテンツを提供します。これには、ビデオ、インフォグラフィック、長文の記事など、多様な形式が含まれることがあります。
ブログ
ブログでは、個人の経験、意見、趣味に関連するコンテンツが主になります。こちらも多様な形式がありますが、よりカジュアルで個人的なトーンが特徴です。
違いをざっくり一言でまとめると、
オウンドメディアは、企業としての専門性やノウハウなどを提供し、自社に対する顧客の関心を高めていくもの。
ブログは、個人的な面を知ってもらい読者の関心を引くもの。といえます。
オウンドメディアは企業や組織のプロフェッショナルなコンテンツとマーケティングの手段であり、一方でブログは個人的な表現や情報共有の場として機能するイメージです。
ちなみに、オウンドメディアを運営することをコンテンツマーケティングと言ったりもします。
失敗しやすいブログのテーマ
オウンドメディアと違って、個人的なブログとして運用する場合は失敗するケースも多いので注意が必要です。
企業がブログを運営している場合に、よくある失敗例は以下のような内容です。
ご飯や趣味の写真だけをアップし続けている
政治的な発言が目立つ
不平不満、グチばかりの記事が多い
お盆休みと年末年始の営業日のお知らせの記事ばかり
企業が運営するブログは個人ブログと境界があいまいなせいか、日記のように個人的すぎる記事ばかり投稿しているケースもよく見かけます。
企業のサイトで投稿するということは、何らかのWebマーケティングとしての目的が必要です。
もしパーソナルな部分を出すにしても魅力的な人柄が伝わるような記事にしましょう。
グチやネガティブな記事は、企業のブランドイメージを損ねてしまいます。
オウンドメディアの方向性
一般的なオウンドメディアのテーマの方向性は、その企業の業種や顧客からどのように思われたいか(ブランドアイデンティティ)、誰をターゲットにするか(ターゲットオーディエンス)によって異なります。
以下は、オウンドメディアで一般的な記事の種類です。
専門知識を活かしたコンテンツ
企業の専門知識や業界のインサイトを提供する記事。例えば、業界のトレンド、新技術、ベストプラクティスについての深い洞察を提供することで、ブランドを業界のリーダーとして位置付けることができます。
教育的なコンテンツ
読者が何か新しいことを学べるようなコンテンツ。例えば、ハウツーガイド、チュートリアル、製品の使い方、業界関連の教育的なトピックなどがあります。
製品やサービスに関連するコンテンツ
新製品の紹介、製品の特長や使い方、顧客事例やテストケースなど、自社の製品やサービスを前面に出したコンテンツ。これにより、製品への理解を深め、顧客の購買意欲を高めることができます。
業界ニュースと分析
業界の最新ニュースやイベント、トレンドに関する分析を提供することで、読者に価値ある情報を提供し、定期的な訪問者を確保することができます。
顧客事例やストーリーテリング
実際の顧客の成功事例やストーリーを紹介することで、製品やサービスの有効性を示すとともに、感情的なつながりを作り出すことができます。
インタラクティブコンテンツ
クイズ、アンケート、インタラクティブなインフォグラフィックなど、読者が参加できるコンテンツを提供することで、エンゲージメントを高めることができます。
シリーズ化したコンテンツ
特定のトピックに関する一連の記事を作成することで、読者が定期的に戻ってくるように促します。これにより、読者との関係を深め、信頼を築くことができます。
顧客の関心・ニーズに応えることが大切
オウンドメディアのテーマの方向性は、ターゲットを誰にするかによって異なります。
企業のオウンドメディアの成功は、コンテンツの質と一貫性、ターゲットオーディエンスへの適切なアプローチ、そしてブランドメッセージの効果的な伝達に依存します。
オウンドメディアやブログで重要なのは、読者に価値を提供し、読者の関心やニーズに応えることといえます。
この記事を書いた人
田中 寛昭
Design / Marketing
アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドでホテルマンとして働いた経験があり、当時はフランス・イタリア・スイス・ドイツ・アフリカ・モロッコ・メキシコの人達とルームシェアをして暮らしていました。
20代半ばからは、M&Aに伴うデューデリジェンスや国立大学・国立病院の独立行政法人化、地価動向の調査・分析など、官公庁や自治体、裁判所、上場企業、金融機関等の様々な案件を経験。その後、Webサイトの運営や制作を手掛けるようになり起業しました。
