送信フォームの項目。電話番号・住所・年齢はコンバージョン低下の原因に
#
マーケティング

送信フォームの入力項目が多いと大変ですよね。
特に、「ほんとにそんな情報まで必要なんだろうか」というレベルまで個人情報を聞かれると、会員登録を考え直すこともあるかと思います。
実際に、会員登録の入力項目の多さや必須項目の内容は、コンバージョンに大きく影響します。
個人情報の入力項目は必要最小限に
ユーザーが初めてそのサイトで会員登録をする場合、「このサイトは大丈夫かな。」と不安な気持ちを持つユーザーも多くいます。
そのような状況で、個人情報の入力が必須となると、ユーザーはますます不安になり、最終的には「やっぱりいいや。」と心変わりして離脱してしまうことも多くあります。
入力フォームにどのような項目を設置するのか、そして、「必須項目」は特に慎重に判断する必要があります。
会員登録画面はコンバージョンの意識が必要
サイト運営者は、「この際せっかくだから聞けることは全部聞いておこう」と考え、大量の入力項目を設置する場合があります。
実際には、そのような情報は必要なくても「データを集めておけば、いつか役に立つかもしれない」と考えられているケースも多く見受けられます。
ただ、会員登録はサイトの運営でとても重要なステップです。
にもかかわらず、その重要なステップを最適化しないのは大変もったいないと思います。
入力項目と必須項目は必要最小限に
入力項目と必須項目は必要最小限にしないといけません。
入力項目が多いと、ユーザーは面倒臭くなります。
個人情報の入力が必須項目だと、ユーザーは不安になります。
そのため、「データを集めておけば、いつか役に立つかもしれない」という気持ちはいったん抑えておいた方が無難です。
会員登録のページに関しては、ユーザーが「スムーズに会員登録できるかどうか」、「離脱せずに会員登録を完了してくれるかどうか」に焦点を置くようにしましょう。
入力項目は慎重に決めましょう
特に理由がなく入力項目のほとんどを必須項目にしている場合は見直すことをおすすめします。
ユーザビリティを考えると、入力項目をできるだけ絞ったうえで、必須項目は本当に必要なものだけに絞る必要があります。
そして、ユーザーの離脱が増える原因のひとつが、個人情報の項目です。
特に、個人情報の入力項目が必須項目となっている場合は、ユーザーの離脱が増えやすいので注意が必要です。
必須項目の調査データ
アメリカのハブスポットという会社が40,000人のユーザーを対象にして行った分析がありますので、ご紹介したいと思います。
どのような調査かというと、あるサイトの登録フォーム(会員登録のようなもの)があって、その入力項目に全て入力してもらわないと送信ボタンをクリックすることができないような場合でのユーザーの動きを調べたものです。
そこで、入力項目が全て「必須」であった場合に、以下の項目が追加されていると、ユーザーは登録フォームの送信ボタンをクリックしない場合が多かったようです。
ワースト1位: 電話番号
ワースト2位: 住所(番地まで聞いた場合)
ワースト3位: 年齢
ちなみに、住所については、州や市などの大まかな聞き方であれば、あまり変化はなかったようです。
感覚的には、もちろん上記の3つは敬遠されるだろうなと想像のつく項目ですが、分析結果でもそのようになったようです。
ただ、これらの入力項目を外しても関係のない企業は、最初から外しておけば問題ないのですが、これらをマーケティングとして重要な位置づけとして考えられている企業については、年齢は年代に変えて、住所は都道県までというような大まかな聞き方ぐらいに変更した方がいいかもしれませんね。
なお、電話番号や住所、年齢などの入力が「任意」になっているのであれば、ユーザーの離脱を防ぐことは可能だと思いと思います。
参考:3 Form Fields That Kill Landing Page Conversion Rates
まとめ
必須項目だけでなく、何度もスクロールしないと全体が見えないような長すぎる入力フォームも要注意です。
ユーザーが離脱する原因になりますし、必要以上の個人情報の取得も気を付けなければいけません。
例えば、住所を知るにしても、本当に番地まで必要なのかどうかを検討していると良いかと思います。
もし、ユーザーの属性を調べることが目的であれば、郵便番号だけ、または、都道府県だけの入力で足りる場合もあると思います。
ユーザーが入力する項目は、その情報は本当に必要かどうかを検討してみることでユーザビリティの向上につながると思います。
この記事を書いた人
田中 寛昭
Design / Marketing
アメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドでホテルマンとして働いた経験があり、当時はフランス・イタリア・スイス・ドイツ・アフリカ・モロッコ・メキシコの人達とルームシェアをして暮らしていました。
20代半ばからは、M&Aに伴うデューデリジェンスや国立大学・国立病院の独立行政法人化、地価動向の調査・分析など、官公庁や自治体、裁判所、上場企業、金融機関等の様々な案件を経験。その後、Webサイトの運営や制作を手掛けるようになり起業しました。
